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私の親父は膵臓ガンになってしまった。
もって6ヶ月とのこと…
「なんじゃそりゃ…」
はじめて聞いたとき、私は全然実感がなかった。
私は、親父が風邪をひいた姿すら一度も見たことがなく、
「体質が丈夫なだけが自慢だ」
と親父自身も常々言っていた。
そんな親父がガンだなんて…
私は母親が嫌いだけど、親父は大好きだ。
私が高校を卒業して
芸大の写真学科に行きたいって言ったときも、
母親はつぶしがきかないと言って反対していたけど、
親父はやりたいことをやるべきだ!と賛成してくれた。
私にとって、親父は良き理解者だったのだ。
一日一日と、
日ごとにやつれていく親父を見て、
「もう助かる見込みはないんだな」と悟ったとき、
私は親父が楽しそうなところを撮影することに決めた。
バイト先のギャラリーが
二週間個展をさせてくれると言ってくれた。
私は、大好きな親父の写真集をつくろうと決めた。
死んでゆく人の最期を写真に撮るなんて不謹慎だ!
…という人もいるかもしれない。
でも親父は「面白そうだな」と言ってくれた。
病室で呼吸器をつけられた親父を撮影した。
親父が営んでいたうどん屋の常連客が次々と病室に訪れて、
あまり多くを話すことはできないけれど、
やさしい表情で迎える親父を写真に撮った。
親父が亡くなって、私は親父の写真展を開いた。
ギャラリーに訪れた親父の常連客や弟子たちは涙を流し、
写真集をめくりながら、親父との思い出を語ってくれた。
写真は私と親父との共同作品になったと思う。
母親との関係も少しずつよくなってきている。
私は親父の娘に生まれて、
本当に良かったと思う。
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